====== TaskJuggler ======
===== 概略 =====
* 公式ページ http://www.taskjuggler.org/
* 紹介記事 http://oss.moongift.jp/intro/i-3348.html
===== Windows上で動かすには =====
* [[http://www.taskjuggler.org/FUDforum2/index.php?t=msg&th=2958&start=0&rid=0&S=07dbbb0dac91b39414511c5633bb155d|Forum上の議論]]を見る限り、Cygwin上で動かすしかない模様。
==== インストール ====
- configure ./configure
又は ./configure -prefix=/usr/local/taskjuggler --without-kde-support
- make
- make install
===== configureの失敗例 =====
* kde-configが無いというエラーメッセージを出して失敗している模様。
* [[http://lists.suse.com/archive/taskjuggler-devel/2006-Feb/0013.html|こちら]]になにか書いてあるのだが、知識が不足しており対処できない...、また今度。
* どうやらX11が動作していないことが原因? → [[http://sohda.net/cygwin/xfree.html|「X11を動かす」]]、[[http://www.atmarkit.co.jp/flinux/special/cygwin2/cygwin01a.html|「0から始める...」]] → カテゴリ「XFREE11」は全てインストールとするが、うまくいかない。
checking for KDE support... yes
checking for kde-config... not found
configure: error: The important program kde-config was not found!
Please check whether you installed KDE correctly.
* [[http://lists.suse.com/archive/taskjuggler-devel/2006-Feb/0015.html|ここ]]に示されていた通り、kdeサポートなしのオプションでConfigureしてみることにする。
./configure --prefix=/usr/local/taskjuggler --without-kde-support
* 今度は X libraryが見つからない、とのこと。
checking for X... configure: error: Can't find X libraries. Please check your in
stallation and add the correct paths!
* [[http://kde-cygwin.sourceforge.net/kde3/compiling.php|こちら]]を見て、示されているパッケージを全てインストールしたところ、正常終了。
===== make installの失敗例 =====
/usr/lib/gcc/i686-pc-cygwin/3.4.4/../../../../i686-pc-cygwin/bin/ld: cannot find
-lresolvmake[2]: *** [libtaskjuggler.la] Error 1
make[2]: Leaving directory `/taskjuggler/taskjuggler'
make[1]: *** [all-recursive] Error 1
make[1]: Leaving directory `/taskjuggler'
make: *** [all] Error 2
* つぎのスレッドが役に立つかも。
* http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/36870
* http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/36872
* http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/36873
* http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/36874
* http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/36824
* http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/36827
* http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/37490 8-)
* どうやら、CYGWIN=nontsec が必要かも。
再現条件ですが、ホスト OS が Windows 2000 で、NTFS をお使いで、
マイクロソフトのセキュリティ情報 MS02-064 の対策として示されてい
る以下と同等の制限を C:\CYGWIN のインストール先 C:\ に設定されて
いるのだと思います。
(もちろん想像ですが、現象がそっくりなので確信しています。^^;)
Administrators:
フル コントロール (このフォルダ、サブフォルダおよびファイル)
CREATOR OWNERS:
フル コントロール (サブフォルダとファイルのみ)
Everyone:
読み取りと実行 (このフォルダのみ)
SYSTEM:
フル コントロール (このフォルダ、サブフォルダおよびファイル)
一方 cygwin は 1.3.13 以降、NTFS セキュリティ機構を利用して
unix 風のセキュリティ機構をエミュレートする ntsec パッチと呼ばれ
る機能が、環境変数 CYGWIN に ntsec と指定しなくてもディフォルトで
有効となりました。
このため、環境変数で CYGWIN=nontsec 設定を行わなければ、上記条
件を満たした環境に cygwin をインストールすると、各ファイルの実行
権が、インストール先のアクセス権に基づいて、
「 -rwx------+ 1 Administ xxxx ...」というパターンになります。
対策ですが、ファイルのアクセス権を気にしなければ、環境変数で
CYGWIN=nontsec を設定するのが簡単です。cygwin 1.3.12 以前のリリー
スを、環境変数 CYGWIN を意識せず使っていたのであれば、これで同じ
雰囲気になります。
ntsec 機能を有効にして運用する場合は、C:\ のセキュリティ設定を
Windows XP のディフォルトに倣えば、とりあえず OK です。
セキュリティ情報 MS02-064 対策の設定に加えて、以下の設定を追加
してやります。
Users
読み取りと実行(このフォルダ、サブフォルダおよびファイル)
Users
フォルダの作成/データの追加(このフォルダとサブフォルダ)
Users
ファイルの作成/データの書き込み(サブフォルダ)
--
北島雅博(かとんぼ)
mailto:katonbo@katontech.com
http://www.katontech.com/
* CYGWIN=nontsecの設定を行っても変わらず。
* libdb, libdb2, libdb-3.1, libdbmをインストールしてみようかな・・。
{{tag>OpenSource Software プロジェクト管理}}