====== Web Annotation ====== ===== Open Annotation ===== * 2014/07/13 「日本よっ!これがOpen Annotationだっ!! | すちゃらかコーダー」 ([[http://wp.me/p1SFIZ-1rS|Link]])  我々は様々なサービスやデバイスを通じて、デジタルリソースに対してコメントなどの付加的な情報を日々付与しています。ウェブサイトにはソーシャルブックマークサービスを経由してコメントが大量につけられていますし、Flickr、Youtube、ニコニコ動画などのWebサービスが抱えるリソースに対して大量のコメントが付与されています。Twiiter、FacebookなどのSNSはリソースに対する付加的な情報の付与に特化したサービスといってもよいかもしれません。昨今の電子書籍ビューワーでは、ハイライトやコメントの付与する機能は当然のように備えていますし、電子書籍プラットフォームでは「ソーシャルリーリング」という名前のアノテーションサービスが提供されています。  どのサービスもあるリソースに対する付加的な情報を他のユーザーや他のデバイスと共有することを目的としています。しかし、残念ながら共有できるのは、プラットフォーム内のユーザー同士のみであったり、プラットフォームが抱えるコンテンツに対するコメントのみであったりと、リソースに対して日々生成される大量の付加的な情報はプラットフォームごと、デバイスごとに分断されてしまっています。それぞれが独自の方法で機能を実現しているためにプラットフォームの枠を超えた共有が基本的にできません。異なる携帯電話会社同士では通話やメールができない時代がありましたが、それと同じ状況になっています。  リソースに対して付加的な情報を付与し、異なる情報同士を結びつける行為は学術情報の共有と連携に不可欠なものですが、デジタルリソースに対する付加情報の共有が十分にできないため、学術分野におけるデジタルリソースの活用の大きな障害になっています。  この問題に注視し、デジタルリソースに対する付加的な情報の付与をオープンスタンダード化することでプラットフォームの枠を超えた相互運用を可能とし、付加的な情報(アノテーション)の再利用・共有を可能にしようとしている動きが[[http://www.openannotation.org/|Open Annotation]]です。 ===== オンラインのWebアノテーションサービス ===== Web担当者フォーラム([[http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/02/20/4875|Link]])より。 * Diigo(ディーゴ)([[http://diigo.com/|Link]]) * DrawHere(ドロー・ヒア) ([[http://drawhere.com/|Link]]) * SharedCopy(シェアド・コピー) ([[http://sharedcopy.com/|Link]]) * ShiftSpace(シフト・スペース) ([[http://shiftspace.org/|Link]]) * Stickis(スティッキーズ) ([[|Link]]) * Twiddla(ツィドラ) ([[http://stickis.com/|Link]]) ===== オープンソース・ソフトウェア ===== * 2014/07/13 [[http://brat.nlplab.org/index.html|brat]]>「テキストアノテーションツール brat がすごい件 | 関口宏司のLuceneブログ」 ([[http://lucene.jugem.jp/?eid=478|Link]]) テキストアノテーションツール brat がすごい件 brat は OSS のテキストアノテーションツールである。GUI(ビジュアルと操作性)とできあがりのアノテーション情報のわかりやすさ(シンプルなフォーマットが自作NLPプログラムから扱いやすい!)、導入の簡単さがすばらしいのでここで紹介しよう。