目次

2014年の御嶽山の噴火

原因

噴火の態様

予測ができなかった理由

経緯

長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火で、28日に警察や自衛隊などが山頂付近で救助活動を進めた結果、心肺停止になっている31人の登山者らを確認し、このうち名古屋市の23歳の男性など4人の死亡が確認されました。

御嶽山の噴火で、これまでに山頂付近で心肺停止の状態で見つかり、ふもとに搬送された47人全員の死亡が確認されました。火砕流によって43人が犠牲になった平成3年の長崎県・雲仙普賢岳の噴火を上回り、火山災害としては戦後最悪の被害となりました。

 御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、警察や消防、自衛隊は4日、新たに心肺停止状態の4人を発見した。長野県警は全員の死亡を確認、うち1人の身元を発表した。噴火による死者は計51人になった。4日で噴火から1週間。県は3日に安否不明が16人と公表しており、今後も捜索を続けるが、台風18号の接近で5日以降は悪天候になる見込みだ。

被害の状況

死亡した登山者が被害にあった場所

関連の出来事

民主党は、御嶽山の噴火に関連して、自民党の片山さつき参議院外交防衛委員長が自身のツイッターに「民主党政権の事業仕分けで常時監視の対象から御嶽山は外れた」などと書き込んだことについて、「事実無根だ」として投稿の撤回と謝罪を求めました。これを受けて片山氏は、「事実誤認に基づく発信であり、削除するとともに、深くおわび申し上げます」とツイッターで陳謝しました。