書籍
愛国者の条件
半藤一利、戸髙一成著(ダイヤモンド社)
書評から
以下の様な
意外なエピソード
と様々な
インセンティブの構造
を解き明かしていて面白いとの事。
【エピソード例】特攻隊は制度的なもので自発的なものではなく、俺も後から行くからと言って隊員を送り出した上官は、終戦時には約束を果たさず、死ぬ事よりも戦後の復興に尽くす事が自分の役目と言って生き抜いた。
【インセンティブ例】日清戦争後から、将軍は戦争に勝てば華族になれるというシステムが確立していったため、軍人の上層部に戦争を待望する感覚があったと想像できる。