目次
教育再生会議
概略
方針
サッチャー教育改革の内容
教育再生会議
概略
安倍晋三首相により設けられた教育問題を検討する諮問会議。
2007年1月に中間報告、2007年12月までに最終答申をまとめる予定。
方針
手本とするのは、英国サッチャー首相の教育改革だといわれる。
サッチャー教育改革の内容
全国共通のナショナルカリキュラムの導入
ナショナルカリキュラムの到達度合いを測る「ナショナルテスト」の導入
政府から独立した学校査察機関「教育基準局」(OFSTED)の設立
学校選択性の導入。
OFSTEDによる査察により、ナショナルカリキュラムの達成度が低いとみなされた学校は、政府が直接建て直しのために介入し、それでも達成できない場合には廃校もありうる。
親はナショナルテストの結果や、「リーグ・テーブル」と呼ばれるテストの学校成績順意表を参考に、学校を自由に選択して、子供を入学させる。
国は生徒数に応じて予算を配分する。