「ネオリベ批判」「格差社会」「民族派」「人間疎外」
特にひどいのは、松尾匡『「はだかの王様」の経済学』
初期マルクスの「疎外論」(現状を人間の本質が「疎外」された状態として糾弾し、「本来の姿」を取り戻そう、とネジをまくのは、かつての学生運動でおなじみの擬似宗教的なスローガンである。)
-
「ジェンダーフリー」
マルクス『ドイツ・イデオロギー』
マルクスは『ドイツ・イデオロギー』で、疎外論イデオローグの代表であるマックス・シュティルナーをこう批判している――「地獄への道は善意で舗装されている」。
疎外論を徹底的に批判し「止揚」とか「弁証法」などのヘーゲル的な概念を使うのをやめた
1960年代に『経済学・哲学草稿』などの初期の原稿が「再発見」
アルチュセールや廣松渉などが「疎外論こそ克服すべきブルジョワ・イデオロギーだ」と批判し、超越的な「本質」を否定する思想はポストモダンにも受け継がれた。