目次
GPS搭載携帯電話
背景
概略
海外での取り組み
参考記事
GPS搭載携帯電話
背景
総務省は携帯電話からの110番,119番通報が急増しているにもかかわらず、固定電話と異なり携帯電話では通報者の位置を特定できない事を問題視している。
このため総務省は、情報通信審議会で検討した上で「携帯電話からの緊急通報における発信者位置情報通知機能に係わる技術的条件」という報告書案にまとめ2006年5月17日に公開した。
概略
第3世代以降の携帯電話の測位方式は「GPS測位方式」を基本とし,代替方式として「複数基地局測位方式」または「セルベース測位方式」のいずれか一つ以上を具備すること。(
資料
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海外での取り組み
米国では、携帯電話からの緊急通報において位置情報の通知を義務付ける「E911」を1999年から導入し、現在推進中である。
欧州では、「通報者の位置情報を通知する機能に対応するよう各加盟国が取り組むこと」を2000年にEUで決定している。
参考記事
2005.10.25
事業用電気通信設備規則の一部を改正する省令案等に係る意見募集及び情報通信審議会への諮問
2004.05.18
【ITmedia】2007年以降、3G携帯は原則GPS機能搭載へ
2004.04.05
「携帯電話からの緊急通報における発信者位置情報通知機能に係る技術的条件」についての報告書案に対する意見の募集