目次

負荷分散装置 / Load Balancer

基礎知識

負荷分散形態

方法 特長 欠点
マルチポイント方式 全サーバが通信要求を受け付けるものの、予め決められたルールに則って一台だけが応答する方式。毎回応答するサーバを違える事により負荷分散を実現する。
SPoF1)が存在しない。
サーバ間で誰が応答するのかを通信により決定するためこの処理が負荷になる場合がある。
コーディネータ方式 専用装置が負荷分散を一手に引き受ける方式
サーバ側に特別な仕組みを必要としない。
負荷分散装置がSPoFとなる。

負荷分散方式

方式 説明
ラウンドロビン(Round Robin)配下の分散ノードに対して、要求を順番に割り振ります
最小コネクション(Least Connection)コネクション数が一番少ないノードに割り振ります
最速応答(Fastest)一番応答が速いノードに割り振ります
CPU負荷分散(CPU Load)CPU負荷が一番軽いノードに割り振ります

セッション維持方法

参考記事

1)
Single Point of Failuer
2)
セッション維持方法の事をStickyと呼んだりする。 例えば、Source IP Address Sticky などと呼ぶ。