ほっかほっか亭で賞味期限切れ食材販売
2007年2月7日(水) |
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菓子パン程度なら、賞味期限を2~3日過ぎても食べている私としては、冬の6時間程度の正味期限超過であれば問題なしと判断してしまうんだろうと思います。
とはいえ、賞味期限を過ぎても食べるかどうかは消費者側の自己責任。そのためには賞味期限は正しいものを表示して欲しいとは思いますな…
きちんと発表した姿勢は好感が持てます。
概略
- 不二家事件を受けて調査したところ、社内基準として、販売期限を製造後8時間、賞味期限を製造後10時間としているのに対し、午前7時過ぎに作った惣菜を23時まで売るなどしていた事例が見つかったとの事。
- 発表したのは、東日本・九州と山口県で「ほっかほっか亭」を経営しているプレナス(本社福岡市)であり、山口を除く中国地方・四国・東海3県・関西の「ほっかほっか亭」は、別会社が運営しているため、今回の発表には含まれない。
- 健康被害の報告は無いとの事。
背景
- プレナスは、不二家の問題を受けて、「ほっかほっか亭」2077店・定食屋「やよい軒」145店の全店を2007年1月26日~2月5日の間調べた。
- 社内監査は直営店だけが対象。フランチャイズ店は営業担当者がチェックする体制だったとのこと。
調査結果
17都道県の289店(全店フランチャイズ店)で以下のような事例が発覚したとのこと。
- サラダとミニうどんを消費期限が過ぎた後も売っていた。
- 期限を書いたシールを張っていなかった。
- 各店で朝と午後に調理すべきところを、朝にまとめて作って、賞味期限を記すシールには期限を閉店時間まで延ばして記載していた。
静岡県の直営2店で以下のような事例が発覚。
- 他社製のドレッシングで消費期限が1月23日のものを、1月28日の調査時まで使用していた。
尚、「ほっかほっか亭」の弁当、「やよい軒」では問題は見つからなかったとのこと。