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  • 2014/03/30 「「確認中」繰り返す=五洋建設社長ら謝罪—作業員40年のベテランも・沖ノ鳥島事故 - WSJ.com」 (Link)

 沖ノ鳥島の桟橋工事現場で5人が死亡した事故で、工事を請け負った五洋建設などが30日夜、記者会見した。同社の村重芳雄社長は「多大なご心配とご迷惑をお掛けした」と頭を下げたが、原因について担当者らは「確認中」と繰り返した。

 東京・飯田橋の五洋建設本社には、村重社長をはじめ元請け企業の社長や担当者が集まり、工事計画や事故の状況を説明した。鋼製の桟橋を本土で建造した直後、海に浮かべる試験を実施したといい、担当者は「その時点で問題はなく、現地に運んだ」と話した。

 当時の気象状況なども問題なかったと説明したが、桟橋がひっくり返った経緯については「確認中でお答えできない」との回答に終始した。村重社長は原因追究を急ぐ考えを示しつつ、行方不明者の捜索もあって「現時点ではこれが精いっぱい」と釈明。同様の事故はこれまでなく、「びっくりしている」と話した。

 死亡した5人のうち、新日鉄住金エンジニアリングの中島健一さん(63)は40年以上の経験を持つベテランで、昨年も沖ノ鳥島の工事に関わったという。同社の高橋誠社長は「海洋工事で生きてきた、明るく実直な人間だった」と話した。行方が分からない五洋建設社員の老田尚志さん(36)は勤続12年で、非常に前向きな性格という。  [時事通信社]


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