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2014年の御嶽山の噴火

原因

噴火の態様

  • 噴火口の直下に存在する地下水が、更にその下に位置するマグマ溜まりの熱によって熱せられ、急激に水蒸気が発生して起きる「水蒸気噴火」であると推定される。(2014/10/04現在)
  • 激しく水蒸気が噴出することにより、河口近くの土砂や岩が吹き上げられ、その一部が登山客にぶつかり、死傷者を出したと思われる。

予測ができなかった理由

  • 御嶽山では過去の不可の観測データが少なく、予兆に相当する兆候を認識できなかった。(「NHK NEWS WEB 御嶽山噴火の特徴と注意点は」 (Link))

経緯

  • 2014/09/27 午前11:52 噴火。
  • 2014/09/29 「御嶽山 死亡4人のうち2人の身元判明 NHKニュース」 (Link)

長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火で、28日に警察や自衛隊などが山頂付近で救助活動を進めた結果、心肺停止になっている31人の登山者らを確認し、このうち名古屋市の23歳の男性など4人の死亡が確認されました。

  • 2014/10/01 「御嶽山 47人死亡 戦後最悪の火山災害 NHKニュース」 (Link)

御嶽山の噴火で、これまでに山頂付近で心肺停止の状態で見つかり、ふもとに搬送された47人全員の死亡が確認されました。火砕流によって43人が犠牲になった平成3年の長崎県・雲仙普賢岳の噴火を上回り、火山災害としては戦後最悪の被害となりました。

  • 2014/10/04 「御嶽山の噴火、死者51人に 台風接近で捜索難航の恐れ:朝日新聞デジタル」 (Link)

 御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、警察や消防、自衛隊は4日、新たに心肺停止状態の4人を発見した。長野県警は全員の死亡を確認、うち1人の身元を発表した。噴火による死者は計51人になった。4日で噴火から1週間。県は3日に安否不明が16人と公表しており、今後も捜索を続けるが、台風18号の接近で5日以降は悪天候になる見込みだ。

被害の状況

死亡した登山者が被害にあった場所

  • 八丁ダルミ(山頂の剣ヶ峰に向かう登山道の途中):3人+α
  • 王滝頂上山荘:1人
  • 御嶽神社周辺、御岳頂上山荘周辺:8人
  • 山頂付近
  • 八丁ダルミ付近の急な斜面(登山道から滑落したと見られる)
  • 山頂〜二ノ池間の登山道
  • 王滝奥の院の周辺

関連の出来事

  • 真偽不明:麻生内閣時に決定した御嶽山の火山活動状況をモニタリングする観測機器の整備予算を、民主党政権で削ったとされる。
  • 2014/10/01 「片山さつき氏 事実誤認で陳謝 NHKニュース」 (Link)

民主党は、御嶽山の噴火に関連して、自民党の片山さつき参議院外交防衛委員長が自身のツイッターに「民主党政権の事業仕分けで常時監視の対象から御嶽山は外れた」などと書き込んだことについて、「事実無根だ」として投稿の撤回と謝罪を求めました。これを受けて片山氏は、「事実誤認に基づく発信であり、削除するとともに、深くおわび申し上げます」とツイッターで陳謝しました。


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