日本没落論
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公的セクションの問題
債務超過
2004年1月30日「負け組スパイラルの研究」(立木信:たちきまこと)より
- 公的債務は2,000兆円
- 財務省が作成した「国の貸借対照表(試案)」のシナリオ3では年金による負債は799兆4000億円に達する。
- 日本経済調協議会の2003年度調査によると準政府債務は400兆円超。
- 国や地方の借金は700兆円余り
- 公団・公社などの特殊法人の隠れ借金が400兆円以上。
- 年金の積み立て不足金を多く見積もると800兆円。
- 国の税収は現40兆円から数年以内に35兆円程度まで落ち込むため増税が必要。
不要な建設投資
家庭
- 2020年には40代男性の4人に1人は結婚していない。(伊田広行「シングル化する日本」(2003年,洋泉社新書))
- 2002年1月発表の厚生労働省社会保障・人口問題研究所の「日本将来推計人口(中位推計)」によると、合計特殊出生率は長期的には1.39に留まる見通しとの事。
2006年 | 2025年 | 2050年 |
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1億2774万人 | 1億2114万人 | 1億59万人 |
中流層の没落
2004年1月30日「負け組スパイラルの研究」(立木信:たちきまこと)より
- 中年男性の5大不良債権:専業主婦、子供、土地と住宅、親、本人
桐野夏生「エコノミスト」(2003年2月18日号)でのインタビュー
- 家族モデルの崩壊:自分の家族の姿を理想とできない。
- 母親がパート労働をしなければ自分の塾の費用も稼げない父親に様にはなりたくない。
- 母親のように生活費のためにパート労働にはでたくない。
- 中流は昔のエリート階層が没落した新中流と今まで「一億総中流」と言った形で語られてきた中流に分化している。
- 新中流:主婦が働かなくても良い家庭
- 中流:主婦が働かなくては生活が維持できない家庭
- 大家族化:祖父母、父母、子供が寄り添うように生きていかざるを得ない。
開発モデルの陳腐化
- 高速道路、工業団地(工業用水含む)を造成して誘致し地域を振興する、という開発モデルは成り立たない。
- 企業が誘致に応じない。
- 誘致されたとしても地域の開発につながらない。
その他
- 「どらえもん、公共事業費をもっとだしてよ、お金は孫が払うから」(悪いのび太)
- 1970年代に人口を維持するのに必要な出生率といわれる2.1を割り込んでいたが、長寿化により人口の減少は避けられてきた側面がある。