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ドコモメール
ドコモメールを契約端末以外で使う方法
2015/10/18
- ポイントは、Xi契約があるうちにドコモの契約端末で「ドコモIDの利用設定」を「利用する」に変更すること。
今回私は、料金削減のためXiのスマホ端末(Xi契約)からFOMAのフィーチャーフォン(FOMA契約)に移行した後でこれを試みたので、ほぼ詰んだ。 これ以下の理由による。
- FOMAの電波をつかめるスマホが少ない(ドコモが販売する最近のスマホは端末にはFOMAの3G波を受信する能力があるが、これを制限している)
- 「ドコモIDの利用設定」はドコモIDと結びついている契約回線経由からしか変更できない。(WiFi経由ではできない)(→ドコモID利用設定はドコモIDでログインした場合には設定変更できず、回線番号でログインした場合にのみ変更可能)
- 「ドコモIDの利用設定」はドコモメールアプリからしか設定変更できない。(→ブラウザのUserAgentをiPhoneに偽装することで回避は可能な模様)
ドコモはクラウドサービスを推進するとは言っているが、今のところはまだ、端末・回線とセットでのクラウドサービスに活路を見出したい、ということなのだろうとは思う。無料のサービスが多く存在する中で、一種のメンバーズサービスとして利用者の質(回線契約を維持できる人)を担保したいということなのだろう。
XiスマホにFOMA SIMを認識させる方法
設定により認識をさせることができるものもあるようです。 以下の端末が可能との情報があります。
- SO-05D
方法:
- ダイヤル画面を開く
- 「*#*#4636#*#*」とダイヤルし設定画面に入る
- 「携帯電話情報」を選択
- 「有線ネットワークを設定」の項目を「WCDMA Only」に変更
- 端末の設定で、「モバイルネットワーク」を有効に、「機内モード」を有効にする。
- 再起動。
- 「機内モード」を無効にする。
端末の起動時やモバイルデータ通信の設定変更時にSIMチェックをして、FOMA SIMだと電波を掴まない(ソフトウェア的に認識しない)ように制限をかけているようですが、起動時に機内モードだとそのチェックが回避される模様です。そのために上述のような手順をとります。
因みに、いわゆる「SIMロック」とは異なるソフトウェア処理をファームウェアに追加して制限を行っているようですので、キャリアに対応が義務付けされた「SIMロック解除」を行っても、FOMAの3G波をつかむようにはならないようです。
参考:
MVNO SIM運用の docomo Xi Xperia SX SO-05D(Androidバージョン 4.1.2)で、 キャリアメールを使えるようにするまでの手順です。 一筋縄で行かず、散々苦労して調べ、実践して成功した方法です。 スクリーンショットも掲載してみましたのでご参考まで…
そして、docomoでは、自社のFOMAのSIMカードを、 自社のXi端末で使えないように、「嫌がらせSIMロック」をしている。 だから、基本的には、最新端末はFOMA契約で使えない。
docomoID利用設定
ドコモメールをPC等で利用する場合の設定
- IMAP設定(受信設定)
- ユーザー: docomo IDのアカウント
- パスワード: docomo IDのパスワード
- IMAPサーバー:imap.spmode.ne.jp
- 接続方法:SSL (“SSL/TLSを使用する”など)
- 認証タイプ:PLAIN
- ポート:993
- IMAPの名前空間の認識:省略または自動検出
- SMTP設定(送信設定)
- ユーザー: docomo IDのアカウント
- パスワード: docomo IDのパスワード
- SMTPサーバー:smtp.spmode.ne.jp (iPhone、iPadはsmtp2.spmode.ne.jp)
- 接続方法:SSL (“SSL/TLSを使用する”など)
- 認証タイプ:PLAINまたはLOGIN
- ポート:465
- 送信認証:ON (“このサーバは認証が必要”などにチェック)