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座って小用を足す男性
2007年2月18日(日)

スタメンの小特集で、トイレで座って小用を足す男性の割合が3割近くに上っているという話題が取り上げられていた。どうやら立って小用を足すと、尿が飛び散って掃除が大変だからという理由で、座って用を足すように親に躾られるのだという。

スタメンの出演者の意見としては、座って派は阿川洋子(漢字自信なし:-()のみだった。

まぁ、どっちでも良いお話かもしれぬが、軽く考え過ぎると足をすくわれる気もしたので、ちょっと論点を整理しようと試みた。

人間に合わせるのか、道具に合わせるのか

確かに洋式便器に立って用を足そうとすると尿が跳ねやすい。この問題への対策は、大別すると2つの方法がある。

  1. 【人間を道具に合わせる】 座って用を足す
  2. 【道具を人間に合わせる】 跳ねにくい便器を開発する・設置する

田舎に行くと、男性用の「朝顔」が設けられている家も多い。これに対し、都市圏では家が狭いという事情があり、トイレにスペースを割り当てられないので、小用専用の便器を設けるのは難しいという事だろう。

しかし、立って用を足しても跳ねにくいという発想で、便器を再デザインする余地はあるのではないかなぁとは思う。まだ、道具を改善する余地があるのではないか、ちょっと期待している。

一見論理的な結論は嫌い

公共施設の男性用トイレには必ず小用便器がある。これは小用便器の方がスペースが少なくて済むためたくさん設置でき、実際に用を足す際にも便座式のものより短時間で済むためである。女性用トイレでは、便座式の便器しかなく、従って、数も少なく時間もかかるため、大きなイベントの際には女性用トイレが渋滞している場面が頻繁に見られる。

では女性用トイレに小用便器を設置することは可能だろうか?

昔、楳図かずお氏の「まことちゃん」で主人公まことちゃんの姉が何かのパイプを利用して”たちしょん”(下品で失礼)をするシーンが描かれていて、それを見た私は結構なショックを受けた。工夫すれば女性でも”たちしょん”は可能なのか。しかし、一般的な女性がそんなことをする際の不快感といったら相当なものだろう。

一方、男性が普段立って少々を足しているのを座った場合、不快感というほどのものはないだろう。但し、何となく落ち着かない程度の違和感はあると思われる。

よって、女性用小用便器の設置は見送られるわけである。

メリット デメリット 評価 結論
男性が座って小用を足す便座一つで良い、 汚れない ちょっとした違和感 メリットが上回る採用
女性が立って所用を足す公共施設での行列解消 相当な不快感 デメリットが上回る不採用

これって論理的だろうか?

(・・・以下まだまだ考え中
・違和感・不快感などの感性と効率性(掃除の手間など)を秤に掛けるのは正しい発想か。

ちょっとした違和感を重視して、小用便器を設けるという無駄をほどこせる余裕が欲しい。いやいや、そこまでやらずとも、「立って小便をし、汚したら自分で掃除する」方がいいなぁ・・・。 女性のためにビデを設ける欧米圏の感性が素敵だと思うのだが。

~~DISCUSSION~~


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