ソウルでボート購入か 遺体で発見の内閣府職員

【ソウル共同】北九州市沖の響灘で１月、ゴムボートとともに遺体で発見された内閣府の職員（３０）とみられる男性が同月６日、ソウル市内のボート販売店でゴムボートと船外機を計１００万ウォン（約９万３千円）で購入していたことが４日、店への取材で分かった。

　捜査当局は、職員が何らかの目的で自らボートを購入した可能性もあるとみて調べているもようだ。

　同店によると、男性は香港出身の「アレックス」と名乗り、ボートと船外機を「香港に持って帰る」と言って現金で購入。その場では持ち帰らずに、１月７日にメールで韓国南部・釜山市内のホテルに送るよう依頼した。