竹中平蔵
略歴
- 慶応大学教授
小泉政権下での政策
- 法人減税と低金利の維持で企業部門の成長を促し、税収の増加を図る。
- この考え方はレーガノミクスと同じらしい。
- 竹中平蔵氏は経済学者マンキューの論文から文言を引用しながら、「米国の過去121年間は、平均的には経済成長率が金利を上回っている。当然、日本でも可能だ。」と述べたという。この発言の意図が、以下の1に述べるような「日本が巨大な債務を抱え続けても、法人減税による経済成長と低金利が続く限りは大丈夫」というものであったかは不明だが、そう読み取れる。
- ちなみに竹中氏が引用したマンキューの論文の結論は、財政赤字の放置はギャンブルであるとして否定している。
マンキューの論文
- 財政赤字であっても、基礎的収支が黒字で経済成長率が長期金利を上回っていれば永遠に借金は可能。
- 財政赤字の放置は、ねずみ講に似たギャンブルであり、失敗した場合の被害を考えれば手を出すのは楽観的過ぎる。