EDEN
メモ
- 世界的な戦争とともにエクスクロージャーウィルス(囲い込みウィルス)が流行し、人類の数が大幅に減った近未来でのお話。
- 主人公は、育ての親の死をきっかけにガールフレンドを連れて旅に出、そして一大組織を作り上げることになるエンノイア。又は、親元を離れロボットと一緒の一人旅を続ける中で、傭兵集団に拘束されハードな経験を積んでいくその息子。そして、その傭兵仲間たち。
<box 80% red | 感想>
- 淡々とした筆致である。愛嬌のある登場人物がいとも簡単に死んでいく様も何度か見ることになる。そうした場面を見る度に心が痛むが、「主人公は絶対死なない」的な安心感がない点は先の読めない緊迫感を醸し出している。
- 12巻当たりから、エクスポージャーウィルス(暴露ウィルス)の発生という新しい局面を迎えて、先の展開がまた楽しみになった。
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